(祥寺はるか・夏緑/エニックスギャグ王コミックス/全2巻)
天才探偵・遠野彼方の従弟、遠野大気。歌手を母に持つ矢野康介。父は春日署署長・如月弥生。アクションスターの子で根来忍者の血を引く天城飛鳥。学園理事長の孫娘、姫小路花梨。
5人は名門・聖クラリス学園中学で、学園で起こったあらゆる事件を解決すべく活動する、学園公認探偵部のメンバーなのだ!
難事件を解決すべく、忍ハムはむちが駆けまくり、大気の推理が冴え渡る!
祥寺さんの描く女のコはみんなふにふにで、かあいくて、いいですぅ〜。あんよがふにふにな感じでくぁわいいし、ことに眉尻を下げてちょっと怯えたような涙目になった表情がむちゃくちゃかわいいですぅ〜。元気印な飛鳥ちゃん、お嬢さまな弥生ちゃん、くるくるでちょっとズレてる花梨ちゃん、個性がくっきり出ていて、うぅ〜ん、最高!
ゲストの女のコたちもかあいくて、やっぱりかわいい女のコがいっぱい出てきて賑やかなマンガは、読んでて楽しいです。
大気×飛鳥、康介×野亜、牧原×弥生など、ロマンスの雰囲気も馨ってきて、そのへんがほわほわした感じなのも○ですね。
しかし祥寺さん、別名(NYANさん)でアダルト物を描いてたりするので、ロマンスの続きを想像すると、行きつくとこまで行ったりして・・・あうぅ〜ヨッパライは汚れてますぅ〜!!
やはり、解決編を読む前に三択推理を説いてみましょう。ミスディレクションもどんでん返しもないストレートな推理なので、簡単に解けるはず。できれば「ストップはむち」が出た時点で解いて見ましょう。
しかし、あまりにも簡単に解きつづけることが出来るので、後半になるにつれ、
「本当にこれでいいのか?どこかで見落としてる伏線があるんじゃないのか?」
と強迫観念に駆られたりします。
どこでこれに囚われるかが、あなたの心の汚れ方を示しているかも。
1999.9