(山口よしのぶ/白泉社ジェッツコミックス・全12巻)
イラストはkoshishinさんの883系ソニック&いずみちゃん。
渡瀬昭彦は(株)モーガルの営業マン。いつも出張で日本全国を飛び回り、大変な日々・・・と思うところだが、昭彦は三度の飯より鉄道が大好きな「てっちゃん」。出張のかたわら日本各地の路線を乗りつぶすのが楽しみなのだ。今回の昭彦の旅は・・・
日本全国の鉄道と風物を楽しみながら、さまざまな出会いを描くコミック。汽車旅情報も満載。
い・ず・み・ち・ゃ・ん・や・あ・〜・っ・っ・!・!(サイトーさんも好きだけど)
黒のショート、ぽっちゃりした顔、クールな性格。ばっちり好みっっ!おまけにフリーだし。(繰り返すようだけど、そういう問題?)いずみちゃんのいない人生なんて、クリープを入れないコーヒーみたいなもんですな。(ふっる〜)
おまけにさすがヤングアニマル掲載作品。温泉に絡んで、入浴シーンもいっぱい出て来ます。よっヤンアニ、さすが若きケダモノ!こないだガソリンスタンドで窓拭きしてもらってる間に「ももシス」読もうと思ったら、いきなり「ふたりエッチ」を開いてしまってびびったぞ。
おっと鉄道マンガの話をしているとゆーのに脱線してしまったわい。
肝心の「たびてつ」の方もなかなかいいです。学生時代、全国を飛び回った「元てつ」の血を騒がせるには十分。目の前は高原列車・小海線なことだし、列車の中だと読書もはかどるし(車窓見ろよ、車窓)。飯田線でも行って来ようかな。
いずみの前にいずみなし。名言じゃ。もっと活躍して欲しいです。巻末に出てくるいずみちゃんもキュートだけど、やっぱり動いてるいずみちゃんを見たいのさっ。「運命」にめげずがんばっておくれ。
斉藤千恵
あまり天然キャラって好きじゃーないんですが、彼女は独特のノリというか雰囲気があって好きですね。一緒にいたら疲れそうだけど・・・
渡瀬和彦
第一部主人公の聖人も好きなんですけど。完璧じゃなさがいいんですよね。おどおどしてるでもなし、気どるでもなし。等身大の感じがしていいです。
会報10 東京−博多 2700円の旅?(コミックス2巻収録)
いろいろトクトクきっぷも出てるけど、やっぱり基本は青春18でしょう。オチはまぁ、途中から見えてくるんですけど、かまわず突っ走るその姿勢がかえってわくわくさせられます。聖人ってもしかして破滅型?
会報14 てっちゃん×2(コミックス2巻収録)
和彦初登場。まあ、何というかバカネタという気もしないでもないざんすが(斉藤風)、テンション高くていいですね。余談ながら向ケ丘遊園のモノレール、初めて実物見たときは予備知識がなかったんで「何やこれ」と頭が関西弁モードになりましたが、これを読んで疑問氷解。
会報42 500系でGO!(コミックス4巻収録)
まぁ、松山は好きな土地なので。この本見て松山歩いて間違いないと思います、実際(でも道後行っても本館には行かんわし)。でも鰹のたたき弁当はうまくないと思うぞ。
鉄道を知らない人を意識して書かれてますが、やっぱりある程度鉄道や地理の知識がないと取っつきにくいと思います。また、全体を通して独特のノリがあるのも好みが分かれるところ。全体的にナチュラルハイな雰囲気があるので、アルコールを入れるとか好きな音楽を聴くとかして、ちょっとテンションをあげてから読むといいでしょう。
1999.1