(山田南平/白泉社花とゆめコミックス・全25巻)
「プレーンティに満月を映してスプーンでゆっくりかき混ぜると、紅茶の妖精が現れる」
でもって、お茶会同好会の奈子、そめこ、ハルカの前に現れたのが、アールグレイとアッサムの紅茶王子ふたり。5人が風早橋学院を舞台に繰り広げる学園コメディー。
奈子がえぇでぇっ!と関西弁で言うと思ったでしょ。しかし意外とそめこも気になるんだな。表情豊かで。
しかし、一番気になるキャラクターはずばり、シャリマーだっ!
うーん。カエル。
まあ、何だな、ヨッパライは食い意地の張ってるキャラクターが好きなんだな。自分も食い意地相当張ってるし。
そのほかのキャラクターも女のコはかわいく、男のコはぴしっと決まっていて、なかなかよいであります。個人的にはアッサムなんかも好きよ。
話のテーマがテーマですし、紅茶でも味わいながらゆっくり読むことにしましょう(かくいうヨッパライも珍しくレピシエの紅茶なんか飲みながら書いてます)。最近は紅茶のお酒なんてのもありますし(結局それかい)。
あちこちに「おいしいお茶の入れ方」とか、「〜のこと」と題した柱のエッセイとかがちりばめられてますが、そちらに惑わされず、付箋でも貼って先に進みましょう。どうしても気になって困る!という人は、先にそういうところを読んでからストーリーを追いかけましょう。
1999.1