（あずまきよひこ／メディアワークス電撃コミックス・１〜１３巻）
この作品は あびせげり さんに紹介していただきました。
とーちゃんと一緒に引っ越して来たよつば。
そして、新しい家の隣に住む綾瀬家の人々。
無邪気なよつばが巻き起こすどたばたと、のんびりとした毎日の空気。
少年の日を思い出すような、明るくちょっと優しい日常マンガ。
「あずまんが大王」がヒットした後は四コマではなくふつーのコミック作品ということで、さて、どーなることか？と思ってたんですが。
こちらも面白いですねー。
よつばちゃんのキャラクターがいつも太文字丸ゴシックのセリフでぐい〜っとテンションを上げながら、なのに流れる空気はまったり和み系。笑うとこもそんなにないし、萌えるか？と聞かれればうーん、ワタシ的にはもうひと声、というところなんですが、だけどなんでか、繰り返し読んじゃう、そーゆータイプの作品ですね。
本棚に常備しておいて、昼下がり、ちょっとひまつぶしに読みたいような感覚のなじみやすい作品です。
また幼女キャラか、と言われそうですが。えぇ、ろり萌え業ですから仕方ない、今回も紹介しますよ、幼女ヒロインを。
よつばちゃん、年齢不詳。
ブランコで１８０度回転したり、デパートのベッド（売り物）で寝こけたり、セミを家に放したり、階段の手すりをしゃーーーーと滑り降りたり、呼鈴を鳴らしまくったり。そんな、子供の頃にやりたかったこと、よくやったことを縦横無尽にやってのける天真爛漫系の女のコです。・・・っちゅーか、こーゆー行動は女のコとゆーよりは男のコっぽい気もしますね。
毎日が輝いていた頃を思い出させてくれる、そんな女のコです。
三姉妹。いー響きですねー。
とゆーわけでよつばちゃんちのお隣さん、綾瀬三姉妹の紹介です。
まずは長女・あさぎさん。腰まで伸びた髪が印象的な美人さんです。一見クールな感じですが、その実ノリがいい感じで、ちょっとストレートな物言いも。そのへんがオトナのよゆー、って感じでまたステキですね。
三姉妹の中で悪いクジばかり引かされるやられ役が次女の風香ちゃん。美少女なのかそーじゃないのかは、登場人物の中でも微妙らしい（笑）。読者の常識を代弁するような役割で、非常識（？）なよつばちゃんとは名コンビ。フツーっぽさがいいですね。
で、三女が恵那ちゃん。ランドセルです。びぜんや的にはこのコが一番萌え度が高いかな。いや、いちいち萌え度のモノサシで計らなくてもいーんですが。ものわかりのいいまじめな末っ子、という感じでよつばちゃんとはいいコントラストになってますね。
のんびりとした雰囲気を楽しむ作品。こーゆー作品はコミックスでまとめて読むよりも、雑誌連載を毎月楽しみにしたい気きもしますね。
よつばのキャラクターに頼ったタイプの作品ですが、なじみやすいキャラですし、読み手は比較的問わないかな、という気がします。
２００３．１０