やおいを愛するノンストップコスプレお嬢様

金子萌子

〜コミックス4巻・「邪念」より

萌子:「みきちゃん同人誌の続き持ってきたよー」

桃子:「どーしたのみきまでホモ好きにッ!?」

みき:「同人誌ってホモだと思わなきゃ結構いける官能小説だよッ ホラ」

萌子:「みきちゃんそんなよこしまな楽しみ方はだめッ」
桃子・みき:よこしまってあんた・・・

コスプレとやおいに総てを賭ける女のコ、それがもえもえです。
コスプレとやおいの事になると羞恥心も常識もはるかかなたにぶっ飛んでしまう、そんなずれ具合が最高です。
ダジャレをコスプレに絡めたり、真顔でネタをかますあたりはさくらさんに通じるところがありますね。趣味といい、この辺の傾向といい、ももせさんには扱いやすいキャラなのかな?出番がどんどん増えてくるような感じで、もえこファンにはうれしいところです。
しかし、第1巻、初登場の頃と今を比べると芸風も環境も大きく変わりましたねー、このコ。他のメンバーがあまり変化ないだけに、1巻からいきなり8巻を読んだら、「ええっ?これがもえこ?」とびっくりしてしまいそうですね。

枯れることを知らないえっち大好きショートカット娘

清水みき

〜コミックス6巻・「職人の技」より

みき:「へー あきら君と初めておフロ!!
      
潜望鏡やった?8の字洗いは?
桃子:「なにそれ」
みき:「湯船の中でピーッを潜望鏡にみたててピーッしたり相手の背中をおっぱいで8の字を描くようにあらったり」
桃子:「やりません」

桃子:「それにしてもみきは詳しいねぇ」
みき:「そりゃ彼に教えられて彼は・・・」

みき:「・・・・・・・・・・・」


萌子:「本だよ(汗)」
蛍子:「ビデオだよ(汗)」
桃子:「たぶん」

オフィスヴァージョンにさくらさんあれば、スクールヴァージョンにはみきちゃんあり。ももシスの誇るえっちの開拓者、清水みきちゃんです。
ア○ル意外は全て試したと言われるその充実したえっち歴とそこから生まれるさまざまなエピソードはまさに「ももシス」の魅力そのもの、という感じがしてきますね。私のようなえっち系小ネタが好きな人にとっては爆笑の宝庫です。なんつーか、ももシス秘宝館、歩く歌舞伎町とでも言いましょうか(じゃあ萌子は歩く新宿二丁目ですか)。
しかし、最近どうも目だたないよーな気がするんですよねー。桃子や萌子と違い、彼氏がめったに出て来ないので、彼氏とのやりとりというネタがないのが寂しいかな。いつでもどこでもハードなえっちを敢行しているよーですから、いろんなエピソードがあるみたいなんだけど、うーん、出版コードに引っかかってしまうのかな?
言い換えればそんなスレスレっぷりが楽しい女のコなんですけどね。

ももシスの誇る病の女王

福屋蛍子

〜コミックス3巻・「ヒントでピント」より

    −一週間ぶりに学校に来た福屋さん

蛍子:「おはよー」
桃子:「どうして休んだの?膀胱炎!?」
みき:「膣炎?」

蛍子:(みんなありがとう 心配してくれて)
蛍子:「ちょっと軽い腎炎に」

桃子:「おしいっ 膀胱炎だと思ったのにッ」
萌子:「私は痔」
みき:「膣炎じゃないんだー」

    −クイズじゃないんだから

美人転校生として登場、そこまではよかったんですが、「美人なのに痔主」に始まって膣炎・膀胱炎で桃子に「3ヶ所全滅」と言われ、さらに口内炎で「上の口まで・・・」。さらに大学の入学式では貧血で倒れたりと、ヒートアップするその病弱ぶりが
保護欲を刺激してかつネタとして笑える、なかなか独特の味わいを持った女の子です。スクールヴァージョンでは一番支持率が高いのではないかな?と思っているんですが、どんなもんでしょう。みき・萌子と、他のキャラクターがはっちゃけてる分、おしとやかなムードが際だって見えて、そこがなにかと男性心理にアピールしてくれるようなところがありますね。
「ちょっとエッチな萌え萌え四コマ」がキャッチフレーズのももシスですが、えっち系以外の下ネタを炸裂させてくれるキャラクターでもあります。でも「膣」「尿道」「肛門」なんて文字が平然と出てくるのは福屋さんぐらいのものだし、これはこれで字面的にはエッチかも。
きれいなロングの黒髪、長い睫毛のルックスに、なかなか恋愛絡みの話が出てこないロンリーなあたりも好感ポイント?ですね。

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