〜エックス

(CLAMP/角川書店あすかコミックスマガジン・1〜18巻)

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Story

母の遺言に従い、6年ぶりに東京に帰ってきた超能力者・司狼神威。彼を迎えた幼馴染の刀隠神社の桃生封真・小鳥兄妹。
しかし神威は人類を護る者、「天の龍/七つの封印」として、封真は地球を護る者、「地の龍/七人の御使い」として、人類と地球の未来を賭け、対立する事になる。
そしてその時、1999年の「約束の日」へ向けて、「地球」をかけた「最後の戦い」−果てしない破壊の連続−の幕が切って落とされることになる・・・

Impression

1巻からちまちまと読みつづけてきたんですが、途中で「キャラクターが多すぎるし、ストーリーがなんとも重いんだよなぁ〜」と挫折してしまった作品だったりします。実は。
しかし改めて読み始めると、スピード巻、スケール巻が抜群でくいくいっと最新刊まで読了してしまいました。
「東京BABYLON」「聖伝」「Wish」などバトル系ファンタジーの好作品を連発するCLAMPさんの作品のなかでも出色。効果線がこてこてと思えるまでに多用され、画面が黒い印象を受けるので、青年誌的な雰囲気もあります。10巻あたりからは写真画像が多用され、若干印象が変わって読みやすくなってきますが。
印象の強いキャラクターが揃い、インパクトのあるシーンの多い作品ですが、それに惑わされずストーリーを追うことを一義に読んだ方が楽しめる作品ですね。また、その方がこの作品の持つテーマ性、スケール感を存分に味わえると思います。

2000.5