ひなた120%

(藤崎真緒/白泉社花とゆめコミックス・全3巻)

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Story

両親を亡くし、天涯孤独の身となった日向ひなた。
ぶっきらぼうな青年・斎矢陽介と、父の面影を持つ男性・日向伸一に迎えられ、日向本家に足を踏み入れたひなたはそこで、祖父・修一郎の意外な遺言を聞く。
曰く「修一郎の個人資産は孫・ひなたの第一子に相続させる」。
日向学園高等部に編入したひなたには、さっそくそのカラダを目当てにさまざまな男たちがやってきて・・・?

Impression

わかりやすいキャラクター、わかりやすいシチュエーションで、わかりやすいストーリー。キャラクターの魅力をシンプルに楽しむスタイルの少女マンガですね。
このシンプルなストーリー軸に、ひなたの性格とコントラストをなす日向家の様々な人達の思惑が絡んで、そのへんが読者の興味を惹きつけるいいアクセントになっています。
もちろんシンプルとは言っても、シチュエーションを生かした波風はいろいろ立ちますし、けっこうメッセージ色の強い部分もあって、読み応えはなかなか。しかしそう言う部分をひなたの明るいキャラクターが中和していて、全体的にはバランスが取れた、明るい感じの、ストーリーを追いやすい作品になっています。

2002.3