(たがみよしひさ/学習研究社ノーラコミックス・全13巻)
田沼平九郎探偵事務所の探偵・安堂一意は、超虚弱体質の持ち主だが、推理の冴えは抜群。その安堂とコンビを組むのが全身筋肉男・三輪青午。この二人を中心に、田沼探偵事務所の面々が数々の難事件に挑む。
本格。時刻表。密室。チェイス。アクション。ホラー。ハードボイルド。売れ線のミステリーコミックが基本的に本格を指向している中で、この作品は同じキャラクターを使いながらさまざまなタッチで楽しませてくれます。いかにも「エンターテイメント」って感じ。基本的に一話完結という手軽さも〇。たがみさんの絵柄は好みが別れると思いますが、軽い感じで作品に合っていると思います。
1999.1