名探偵 夢水清志郎事件ノート

(えぬえけい・はやみねかおる/講談社KCデラックス・1〜13巻)

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Story

岩崎亜衣はエイプリルフールの日、家のとなりにある「幽霊屋敷」と呼ばれていた古い洋館に新たな住人がやって来たのを知る。
その住人が掲げた表札「名探偵 夢水清志郎」に興味を引かれ、さっそく隣家を訪ねる亜衣。
現れた黒ずくめ、長身の男・夢水は、元・論理学教授にして、名探偵となぞり、茫洋とした雰囲気とは裏腹に、亜衣の持つ秘密を、あっさりと解いて見せた。

caution

この作品の紹介には第1巻収録「VOL.0」のネタバレを含んでいます。
紹介文を読まれる方は、その旨をご了解していただいた上で、↓の「ENTER」から紹介文にお回りください。

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Guide

児童向け作品がベースということで、精緻なトリックや人間ドラマを楽しむという方向ではなく、ライト感覚で推理劇を楽しむ、という感じになりますね。
とはいえ、ストーリーの大半を謎と推理に割いているので、満足感は十分に得られると思います。
小説版が講談社青い鳥文庫から出ていますので、興味を持った方はこちらも併せてどうぞ。

2005.2